気象により消費量が変化する商品の物流

　蒸し暑い日が続いていますね。今年も前年を超える暑さとなり今月一杯、暑さ厳しい日が続くのではと思わされます。
　こうした気象により消費量が爆増する商品もありますから、在庫管理には注意が必要です。

　飲料はその中でも代表的なものの一つです。普段取り扱いがない物流企業も夏季には保管や配送を執り行うケースは多く、数年前に工業地帯に近い物流企業管理者と話していた時には「夏は飲料のほうが配送の売り上げが高いんだよ」なんて教えていただいたこともあります。

　この手の商品は数を売ってなんぼですから販売機会を逃さないよう供給体制を密にしなければなりません。
　ですから倉庫とトラックの両方が不足しないような手配能力が求められるわけですね。

　上限規制に加え残業代も割増され運送業界も売り上げにシビアになっていくことでしょう。お客様には保管、管理能力に加え発送能力も備えた物流企業を今のうちに確保することをオススメしたいですね。