新スマート物流「SkyHub」がもたらす希望

　石川県小松市で、トラックと空輸ドローンを組み合わせた物流「SkyHub」が実装されましたね。セイノーホールディングスが関わっているプロジェクトで、同社がドローン開発や配送事業を展開する企業とコラボする等して社会実装した事例では、7番目になるとのことです。

　ドローンは、道路の整備状況を問わずスピーディな配送を可能とする一方で、トラックと比較すると積載量や連続稼働時間に課題がありました。そこで「車両とドローンでお互いを補完し合う」というのが事業のポイントとなっています。

　都心部では、まだまだ手軽に利用するのが困難なドローンですが、地方や郊外での需要に応える形で実用データが貯まっていくのを見ると、新しい物流の形が作られていく歴史を目撃しているようで心が踊ります。

　離島や山間部向けの専門性の高い商品が誕生するきっかけとなったり、通販ユーザーが大きく増加するといった、物流が飛躍する可能性を大きく持っており、今後も目が離せません。