物流倉庫の代金を安く抑えるには

　倉庫代のご相談をいただくことが増えてまいりました。燃料油補助金の拡充によりガソリン・軽油の価格が下がり始めたものの、物流コストに向ける視線が全体的にシビアになってきたということなのでしょうか。今回は倉庫代金に関わる話題です。

　倉庫代金は、作業費等のオプションが基本的な不動産の代金に上乗せされる形で算出されます。倉庫代を削減する方法は、大きく委託したり、長期的なプランを組んだりと様々な手段がありますが、最も効果的なものとして、安い倉庫を利用するという方法があります。

　「安い倉庫が見つからないから現状維持…」とお考えの方もいらっしゃることでしょう。皆様安い倉庫を探そうと日々苦心されていらっしゃいます。

　倉庫は不動産です。都心の一等地のタワーマンションや高層ビルを借りようとすれば、高くつくのは火を見るより明らかですよね。倉庫も基本は同じです。郊外の地価が安いエリアなら自然と保管代金も安くなります。

　もちろん、人っ子一人いないような秘境にある倉庫に保管するのは得策ではありません。ユーザーのもとへ届ける宅配料金や、そもそも倉庫スタッフの雇用にさえ苦心しなければならないかもしれませんので、トータルで見れば高くなってしまう可能性さえあります。用途に合った立地条件と費用のバランスが重要になるわけです。

　お客様がお求めのリードタイムなら、どのような立地であれば必要最低限の費用となるのか、お求めの委託費用を実現するには、どのような条件となるのか、専門知識をもってお導きするのが我々プロの役目であり腕の見せどころです。

　当社は、住宅地にも近く、都心へのアクセスに優れながらも都心ほど地価が高くない柏市などに倉庫があります。あらゆるコストが増大する中にあって、委託内容と事業計画の照らし合わせが必要なタイミングは必ず訪れます。ぜひ当社のこともお含みおきくださいますよう、宜しくお願いいたします。