買った後の費用も想定にいれましょう｜リブリアルティ

　不動産は土地建物費用だけでなく補修や改築が必要になるケースがあります。投資を検討する場合はそれらの費用も勘定に入れておくべきでしょう。

　「不動産って買ったら後は使ってもらうだけじゃないの？」と質問をいただく機会がありました。最初に躓く所かもしれないかもしれないので今回はそれを取り上げようと思います。

　購入以外にも費用が必要になる部分としては補修や、改修があります。
　まず前提として建物は基本劣化していくものですから、定期的な補修が必要です。
　つまり中長期的な運用をするのであれば定期的な補修費を購入前に確認しておくのが賢明と言えるでしょう。しかも、補修費用は後になればなるほど増加傾向にあります。築数年の建物と、築数十年の建物では経年劣化の度合いが異なる、といえばわかりやすいでしょうか。
　悲惨な例ですと当初は黒字で計算できていた物件が後々赤字になるものがありますね。

　定期的なメンテナンス以外にも費用が発生するケースがあります。
　私道付き築数十年の住宅を例に考えてみましょう。極々狭い私道があり施設そのものもあちこち経年劣化のあとが見えています。

　利用者を探したり売却を考えるのであれば、不動産に魅力を持たせなければなりません。
　そのために私道を広げたり、建物を改修する費用がかかってしまうのは想定しておくのが賢明です。時にはコンプライアンスに合わせて強制的に改修が必要となるケースもありますから、そこは要確認事項です。

　リブクリエイションでも中長期的な運用を想定した運用をオススメしておりますので、こうしたトータルの費用相談を受け付けております。不動産投資は大きな買い物ですから後悔のない形にしたいですよね。少しでも気になることがあればお気軽にご質問ください。