なぜ物流デジタル化が必要なのか

 デジタル化やDXという言葉が業界に入ってしばらく経ちました。しかし、我々物流企業は、その意義についてお客様に伝えられておりますでしょうか。改めて在庫管理ソフト等デジタル化推進の意味をお伝えします。

 先日、「在庫管理ソフトを入れなかったら、費用が安くなるのでは?」と、プランのご説明中にお客様よりご質問をいただきました。
 答えは「No」です。倉庫に置いておくだけで問題無い形であれば成り立ちますが、現代においてこの形のコストカットは非現実と断言できます。今回はこうした部分のご説明が不足していた反省も踏まえ、改めてデジタル管理の現状についてお話ししようと思います。

 当社では、お客様からお預かりした商品をデジタル管理することで、商品が、どこに、どの段階にあるのか、いつ、どこに届くのかといったステータスを付与し、またサービスの確実性を担保しております。

 昔の物流業界では、手書きのチェックシートと、関係各社との電話やファックスで追跡していました。SKUの少ない時代は可能でしたが、SKUが増えてサービスが多様化した現代では、沢山の人手が必要ですし、ヒューマンエラー等からのリカバリーも追いつきません。

 したがって、「デジタル管理の費用を丸々削減する」という提案を実現させるには、単一かつ、入出庫が極めて少ないという前提で多量の商品をお預かりする形でなければなりません。しかし、それは、お客様にとっては多量の在庫を保持いただくのと同義であり、我々にとっても重要な「物流サービスを通じてお客様の売り上げを最大化させる」 というミッションに反するご提案となってしまいます。

 人手不足が慢性化する日本において、誰が現場にいても一定の品質を担保できるデジタル管理は、物流業界にも必須となりました。
 売り上げを最大化させるための物流サービスとして、商品管理や追跡のデジタル化による効果を、これからもお客様にお伝えしてまいります。

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