物流の機械化や自動化と人間の柔軟性
花粉の嵐が到来し、季節の変わり目を感じるシーズンになりました。そんな時期には体調を崩しやすくなるものです。今回はコロナウイルス感染症が猛威を奮っていた時期に叫ばれた物流機械化、自動化についてお話しします。機械化や自動化を勧める内容ではありません。むしろアナログな内容です。
感染症の流行による人材集めの不安定さと従来の人手不足、各種媒体で叫ばれる「DX」の2文字は物流業界にも大きなうねりを呼びました。いついなくなるかわからない、体調に左右されてしまう人手よりも、機械に任せたり機械で簡易化させて人員補充に対応できるように…といったフレーズをよく耳にしました。こうした戦略は正解なのでしょう。しかし、そうではないケースが存在しているのも確かです。
そもそも機械化、自動化できる物流とは、ある程度規格化された商品を取り扱う際に有効なものです。しかしそれは、お客様のパッケージを規格に沿ったものだけに限定し、倉庫の用途も狭めてしまうのと同義でもあります。
日本国内で流通する商品は多品種で小ロットのものが多くを占めます。そうした商品に対応し、またお客様のご要望にも柔軟にお応えするとなると、人間に軍配が上がるケースが多くあります。
もちろん、高齢化や人口減少といった課題には向き合わなければなりません。中でも中期的に注目すべきは、業界経験の長い人材の減少です。比較的単純な作業を任せられる人材は、求人戦略の工夫でマッチング可能です。 当社では、パートタイマースタッフから、もっと働ける時間を増やしてほしいという要望をいただいております。働く場所を求める人はいる。そしてその中から高度なオペレーションに対応できる人材が生まれてくるでしょう。機械化を検討する余地はゼロではありませんが、柔軟性と働く場所の確保の観点から、慎重な判断が必要です。
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